アトピー性皮膚炎がある場合、
気をつけなければいけないことはいくつかありますが、
そのひとつにアトピーからくる合併症があります。
アトピー性皮膚炎では、皮膚のバリアが弱くなっています。
そのため、痒いからといってかきすぎると
細菌やウイルスの感染を受けやすくなってしまいます。
アトピーの患者さんは、皮膚炎だけでなく、
自律神経のバランスがくずれやすくなるので、
頭痛や微熱、疲労感、イライラ、胃腸症状などがでることもあります。
アトピー性皮膚炎の合併症には、他にもいろいろなものがあります。
●網膜剥離・白内障
アトピー性皮膚炎により目の回りの湿疹を繰り返すと
網膜剥離や白内障を起こす場合があります。
アトピーで目のまわりが痒くても、ひどくこすったりかいたりせずに、
目の回りの湿疹が続くようなら眼科の診断を受けましょう。
●水いぼ
正式には伝染性軟属腫といいます。
表面はなめらかで中がくぼんだ状態のイボが増えます。
アトピーの方以外でもプールなどで感染する場合があります。
ステロイド系の薬をつかうと悪化するので注意しましょう。
●とびひ
アトピー性皮膚炎の湿疹に、連鎖球菌や黄色ぶどう球菌が感染して起こる病気です。
かきすぎるとジクジクした水疱がただれて伝染します。
●角膜炎
アトピーでできる目のまわりの湿疹にヘルペスウイルスが感染し、こすっていると目の角膜に感染し起こる病気です。
●カポジ水痘様発疹症
ヘルペスウィルスが局所から顔全体に感染してしまうと
この病気を発症してしまいます。
高熱が出たり、リンパ節が腫れたりし、
ピリピリとした痛みや痒みを伴います。
どれも、かゆみによってかくことで症状が悪化するものなので、
かゆみに上手に対処することが大切になります。
かゆい箇所を冷やしたりすることも、
一時的ではありますが対策のひとつです。
2007年07月21日
アトピー性皮膚炎で誘発されるもの
posted by ato at 21:20
| アトピーの合併症